Laravelの基礎をまとめて理解!MVCの流れ

MVCとは? MVCは、以下3つの役割を分けた設計パターンです。

略称 名前 役割 M Model(モデル) データやビジネスロジックを管理。DBとのやり取りを担当 V View(ビュー) ユーザーに見せる画面(HTML)を作成 C Controller(コントローラー) ユーザーのリクエストを受け取り、ModelとViewをつなぐ役割 ⭐️メリット

役割分担が明確 再利用性が高い チーム開発で分業しやすい 保守・拡張がしやすい MVCの各役割(Laravelの場合) Model(モデル)

データやビジネスロジックを管理 Laravelでは Eloquent ORM を利用して、SQLを書かずにDB操作が可能 DBテーブル定義は Migration ファイルで管理 View(ビュー)

ユーザーに見せるHTML部分 LaravelではBladeテンプレートを使用 PHPをHTMLに埋め込み、条件分岐やループも簡単に書ける Controller(コントローラー)

ユーザーのリクエストを受け取り、必要に応じてModelを操作 取得したデータをViewに渡す ロジック肥大化防止のため、ServiceやRepositoryに分離することもある MVCの処理の流れ(Laravelの場合) ユーザーがブラウザでURLにアクセス routes/web.phpで、どのControllerに処理を渡すかを定義 ControllerがModelを使ってデータを取得または保存 データをViewに渡してHTMLを生成 ユーザーにレスポンスを返す 補足:FormRequestクラス フォームから送信されたデータは、バリデーション(不正値のチェック)が必要です。LaravelではFormRequestクラスを使うことで、バリデーションルールを専用ファイルにまとめることができます。